主婦の就職、今がチャンス!? 2007年夏
某一部上場企業で人事担当をしているウエキと申します。
このサイトに「主婦の就職についてのアドバイス」を連載させていただくことになりました。
現役の人事採用担当者の視点で、お役に立てる情報を提供できればと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
さて、2007年夏、就職環境が求職者(仕事を探している人)にとって、大きなチャンスが訪れています。
子育てなどで就業していない期間の長い主婦の方は、再び社会にでるためには大きなハードルがいくつも存在します。
もしあなたが、ワープロとパソコンの違いがよくわからないようであれば、いきなり事務職で働くことはほぼ不可能といえるでしょう。
また、仕事のスピードや進め方もこの10年ほどで大きく変化したといえます。
もしあなたが、10年以上専業主婦をされていた方でしたら、その流れについていくことも非常に大変なことだと思います。
何でも良いので履歴書の「職歴欄」に直近の職歴が書かれていなければ、面接を受けるチャンスもまわってきません。
しかし今、「まずはなんでも良いので働いて、直近の職歴を作りたい」という方には、大きなチャンスが訪れています。
就職をお考えの方はご存知かもしれませんが、既に有効求人倍率が1倍を超えて1年半あまりが経過しています。
つまり、人を採用したいと考えている企業の求人件数よりも、仕事を探している求職者の数のほうが少ないのがが当たり前という状況が、1年以上も続いているということです。
企業は、今まで採用枠を絞って選別して採用する厳選採用時代が終わり、広く門戸を開かなければ人が採用できないことを痛感しています。
しかし、今までの平成不況で正社員の採用に慎重になっている企業は、期間限定社員やパートタイマーを広く採用し、その中から選抜して正社員へ登用するなど、新卒者や若い方を除けば、正社員としての就職はまだまだ難しい部分があります。
ところが、2008年4月に「パートタイム労働法」が改正となり、「正社員と同じ仕事や責任のあるパートタイマーは、同じ処遇にする」という法律が施行されます。
正社員と同等の仕事や責任を負うパートタイマーの方はほんの一握りでしょうが、各企業はパートタイマーの処遇改善に乗り出しており、特にパートタイマーが重要な役割を負う業界では、正社員への登用も含め、かなり優遇されることが予想されています。
つまり今、主婦の方にとっては大きな就職のチャンスが訪れているのです!
今まで子育て等で働けなかった主婦の方でしたら、まずはパートなどで広く門戸を広げている企業に就職し、そこで直近の「職歴」を作ることが大切です。
運がよければ、「パートタイム労働法の改正」によってそのまま正社員への道が開かれることもあるかも・・・。
いくらなんでも、いきなり20年も前にとった杵柄で、事務職を希望されても、現実はなかなか就職はできないと思います。
パートでもアルバイトでも派遣でも結構です。まずは「職歴」を作りましょう。
ウエキ
